愛され派遣への道 一緒に働きたいと思われるポイントは?

一緒に働きたいと思われる「愛され派遣」
―愛され派遣社員に聞く―

派遣社員の仕事は、派遣元(アデコ)との雇用契約に基づきます。派遣先企業で「一緒に働きたい」と社員の方や派遣仲間に思ってもらえると、とても働きやすくなります。「一緒に働きたい」と思われるポイントはあるのでしょうか? 今回は愛され派遣3人にざっくばらんに聞いてみました。

こんな人と一緒に働きたい!

A子さん(36歳)
英語を使った事務職が中心。他の派遣社員の姉御的存在
B美さん(32歳)
営業職での社員経験があり、結婚を機に派遣社員となる。現在は営業事務職に従事。社員の方からの信頼が厚い。
C恵さん(26歳)
エクセル、アクセスなどによる分析が得意。ミスが少なく、派遣先企業でも重宝がられている。いつもほんわかしていて素朴な発言が多く、派遣仲間の中で癒しを担当。
C恵さん: 私はまだ経験が浅いのですが、「信頼」してもらえるように誠実に業務を行うことを心がけています。
A子さん: 誠実に仕事をすることは、本当に大切だよね。
B美さん: 派遣社員に関わらず、正社員でも同じことだと思います。誠実に仕事をするっていうと何をすればいいのかと思うかもしれないけれど、例えば始業ギリギリに来て、始業時間後にPCを起動して「間に合ったー」みたいなことが続いている人は、誠実とは言えないですね。
A子さん: リアルですね(笑)。でも、こういう人は実際にいます。本人は「間に合った感」を出しているけど、周りから見たら「アウト!」みたいな。終業時にも、その人の姿勢が出るよね。
B美さん: 終業10分前くらいから、机を片付け始める感じですか?
A子さん: そうそう。そわそわして少しずつ退社準備するみたいな(笑)。毎日、挨拶もそこそこに定時ダッシュされてしまうと、同じ立場の派遣仲間でもどうかなって思っちゃいます。
C恵さん: そうですね。反対に、普段はいつも終業まできちんと仕事をしている人に「今日は家族の記念日だから」と打ち明けられたりすると、定時にすぐに帰れるように何かサポートできないかと思います。
B美さん: いつもきちんと仕事をしている人には、協力したくなるよね。せっかく派遣仲間として一緒に仕事できるのだから、お互いにサポートしたいと思える関係でありたいな。
A子さん: 誠実に業務に取り組む人は、やっぱり信頼できるし、「一緒に働きたい」と思う。だから、できることは協力する。こういう関係ができると、職場の雰囲気が良くなって、楽しくなるよね。
B美さん: 誠実というと、最近、気になるのはスマホや携帯電話を気にし過ぎる人。そういう人は職場にいませんか?
C恵さん: 音は鳴らないのですが、目を向けるといつもスマホを触っている人っていますよね。ずっと触っているわけでなく、メッセージが来た時に反応している程度なんですが…。
A子さん: 仕事でスマホを使う社員さんも多いから、以前みたいに、スマホや携帯が必ずしもプライベートではなくなってきたもんね。
C恵さん: 確かに、社員さんもスマホをいつも手元に置かれているので、いじることがそんなに目立たないこともあります。でも、ちょこちょこスマホを気にしている様子に気が付いてしまうと「この人、業務に集中できているのかな」って心配になっちゃいました。
B美さん: 集中して仕事しないと、ミスしてしまいそうです。ミスの多い人が、スマホをいつも気にしていると「そりゃミスするでしょ」って思われちゃうかも。
A子さん: 私はスマホについては、気にしたことがなかったな。C恵さんって、すごくしっかりしているね。同じ職場にC恵さんみたいな仲間がいると心強いだろうなー。
C恵さん: そんなことないです。まだまだ派遣社員として2年くらいしかキャリアがないですし。でも、初めて派遣社員として働いた企業の先輩派遣社員の方から、いろいろとアドバイスいただいたんです。
B美さん: すごーい! どんなことですか?
C恵さん: 社員さんから指示されたことをちゃんとやっているはずなのに、コミュニケーションがうまくとれなくて、成果が出せずにいたんです。どうしていいかわからず、その先輩に愚痴を聞いてもらったんです。そうしたら、「焦らなくてもいいから、指示の背景にあることを少し考えてから業務を始めること」や「しっかりと業務をやること」をアドバイスされました。先輩いわく、「業務をきちんとやったという自信が持てないと、達成感はなかなか感じられない」そうなんです。誠実に業務を行うことが自信につながるはずだと教わりました。
B美さん: なんだか深い話ですね。派遣社員に限らず、仕事をするうえでは共通する大切なことだと思います。
A子さん: プロ意識をもって仕事している人って、すごく魅力的だよね。いい先輩に出会えて、良かったね。
C恵さん: 先輩に出会えたことは、自分にとってすごく良かったなと思っています。今でも時々連絡を取っているんです。ご結婚されて遠く離れてしまったのですが、またいつか会えるといいなって思います。

3人の会話から、業務における誠実な姿勢は業務態度にも表れ、周囲の人にも伝わることがわかりますね。最後に、「一緒に働きたい」と思われるポイントをまとめます。

コミュニケーションを取ろう!

相手の「目を見る」「うなずく」など聞いていることを伝えることが大切です。「リアクションが薄い」「表情の変化が乏しい」と、話す方もきちんと伝えることができたのか分からず、不安な気持ちになってしまいます。聞いていることが伝わると、話す方も安心して話すことができます。

無遅刻無欠勤は基本です

無遅刻無欠勤も、企業が評価、判断する大切なポイントです。これは日頃の健康管理やスケジュール管理が必要となり、容易なことではありません。そのため、企業も無遅刻無欠勤を評価します。反対に、遅刻や急な欠勤が多いと、仕事に対する意欲に欠けていると判断されてしまうこともあります。やむを得ない事情による場合は仕方ありません。その際には、きちんと連絡をして了解を得るようにしましょう。

一緒に働く仲間意識を持とう!

社員と派遣社員、また派遣社員同士で一緒に働く仲間として共感する部分があると、仕事を進めやすくなります。あなたが意欲的に仕事に取り組む姿は、多くの共感を得るでしょう。「派遣社員だから関係ない」という壁を作ってしまうのは好ましくありません。企業は一緒に働く仲間を求めていることを忘れないようにしましょう。